時間

先日、小旅行もかねて遠方の友人に会いに行った。

朝早く、温かいミルクティーを買って新幹線に乗り込み

窓の外を見ながら、景色が映っては遠ざかってゆくのに身をまかせていると

幸福だった。


ふだん思っている、感じているあんなことやこんなことを話して

その子のおうちにカバンも携帯も置いたまま、

コートのポケットにお財布だけを入れて、手ぶらお散歩をした。

古い街並みに、桜がほころんでいた。

桜の下の茶店で、くるみやごまのお団子を買った。


あっという間に時間が過ぎて

夕日が山に沈んでゆく様子を、また新幹線の窓から見ながら

うとうとと眠った。


ここ数か月、いつも急いでいた。


早くこの仕事を終わらせなきゃ

早く帰らなきゃ

早くごはんを作らなきゃ

早く片付けなきゃ


どんどん心が痩せていった。


一日、8万6400秒

それらはすべて、生きることそのものだから

早く終わらせたい時間は

きっと、生きていないんだね


8万6400秒

仕事をすることも

食べることも

眠ることも

すべて生きていたい


8万6400秒

どれも、ここを味わっていたいくらい

好きでいたい


ひとしい生命

大福庵 daifukuan

横浜キネシオロジーセッション・講座

0コメント

  • 1000 / 1000